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2022年最新版!今こそ知りたい!積立NISAとNISAの違い、新NISAとは!?

2022年11月10日木曜日

NISA 積立NISA 副業



NISA



 皆さんこんにちは、@omuomu_poikatu おむすび です。


 今回は、皆さんも一度は聞いた事あるNISAについて解説して行きたいと思います。


 ちなみにNISAと言っても、実はNISAと積立NISAは別物なんです!


 では、早速見ていきましょう。




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2022年、最新版!NISA・積立NISAの概要



まずは、NISAと積立NISAについて知ろう!



 みんなNISAって言ってるけど、そもそもNISAとは

 まず、NISAとは日本語で言うと「少額非課税投資制度」の事を言います。


 例えば、「株式」「投資信託」などを売却して利益が出た場合は税金がかかります。(約20%程度)


 しかし、NISAでは非課税なので、利益に対して税金がかかりません。(NISA口座内で、毎年一定金額の範囲内で購入し金融商品の利益が非課税)  更に、簡単にまとめると。 ・普通口座の場合

株式や投資信託の利益(讓渡益や分配金など)→約20%の税金


・NISA口座の場合(2023年末まで)

株式や投資信託の利益(讓渡益や分配金など)→非課税(5年間)


 なので、同じ条件で仮に100万円の利益が出た場合は、NISAは非課税ですから。


 20万円得する事になると言えます。


金融庁

引用元:金融庁Webサイト


※2020年の改正によりNISA(一般NISA)は二段階の仕組みになる予定です。(2024年から開始)

(旧)一般の株式や投資信託など、年間最大120万まで投資可能で5年間非課税

(新)一階、積立(積立NISAと同じ商品を年間20万円まで)+二階、一般の株式や投資信託(年間102万円まで)の2階建てで5年間非課税



 ※原則として、二階部分を利用するためには、一階部分での積立投資を行う必要があります。


 ただし、過去にNISA口座を保有していたなど投資経験のある方で、二階部分で「上場株式のみ」を購入する方については、一階部分を利用せずに二階部分のみ利用することができます




NISAって何歳から口座を開設出来る?



 現状は、NISAと積立NISA共に20歳以上の方しか口座を開設する事はできません。(ジュニアNISAを除く)


 しかしながら、2024年からはNISAと積立NISA共に18歳以上の方が口座を開設出来る様になります。




NISAについて更に深く知ろう



NISA(一般NISA)と積立NISAの違いは?



 まずNISAと積立NISAの違いは、選べる金融商品が異なります。


NISA(一般NISA)の場合

・個別株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託証券)


積立NISAの場合

・投資信託、ETF(上場投資信託)


※投資信託とETFの違いは上場しているかどうかです。
※RElTは上場している不動産の投資信託の事です。


 と、上記の様にNISAと積立NISAでは選べる金融商品に差があります。


 NISAでは一般株式を選べますが、積立NISAでは投資信託しか選ぶ事は出来ません。


・そもそも普通の株式投資と投資信託の違いとは?

株式投資→自分で株を選び売り買いして、個人で運用

投資信託→みんなから集めた投資金を元手に、証券会社が株などを選び運用




 次に、NISA(一般NISA)と積立NISAでは非課税の期間が異なります。


 一般NISAは5年間の非課税であり、積立NISAでは20年間の非課税となっています。


 最後に一般NISAの場合は年間120万円まで非課税。(2023年まで)


 積立NISAの場合は年間40万円まで非課税。


※2024年からはNISA(一般NISA)が二段階になります。


一般NISAと積立NISAはどちらを選ぶべき?



 まず、現状の制度ではNISA(一般NISA)と積立NISAは同時に兼用する事ができません。(1人1口座までしか持てない)


 その上で先に現状の制度で結論を書くと、短期的ならNISA(一般NISA)。


 長期的なら、やはり積立NISAが有利となっています。


 例えば、なるべく早く投資のリターンを手に入れたい。


 もしくは、年間120万円近く投資でき、早いリターンを求めるならNISA(一般NISA)


 将来や老後の積立資金にしたいなら、積立NISAを選ぶ事をおすすめします。


 しかしながら、2024年からはNISA(一般NISA)が新しくなり二段階になります。


 この場合は、NISA( 一般NISA)と積立NISAを同時に兼用する事と同等になります。


 2024年から

 旧NISA(年間120万まで)→新NISA(積立20万+一般102万まで)


 積立NISA(年間40万で変わらず)


 この事から、2024年からは新たな選択として

 早めのリターンも欲しいけど、なるべく老後の積立投資も行いたい場合はNISA

 がっつり、老後の積立投資を行いたい場合は積立NISA


 の選択がおすすめとなります。


※ロールオーバーに関しては含めていません。

※もっと積立NISAについて知りたい方は、金融庁のWebサイトより 「積立NISA早わかりガイドブック(クリックすると金融庁のWebページに行きます)」が参考になります。




NISA(一般NISA)・新NISAのロールオーバーとは?



 NISAや積立NISAの話しの中でかならず出てくるのがこの「ロールオーバー」と言う単語です。


 このロールオーバーとは、NISAの非課税期間が終了する際に、保有している株式や投資信託などを翌年の非課税投資枠に移す仕組みです。


 故にこのロールオーバーを行うと更に、5年間非課税期間を延長する事ができます。(最初の非課税期間を含めると計10年非課税)


ロールオーバー

引用元:金融庁Webサイト


 また、下記にはロールオーバーのメリットとデメリットを簡単にまとめています。




メリット

・最長10年間の非課税
・運用益が120万円以上でも全額を翌年のNISA口座に移行できる(更に5年間非課税で、120万円以上の運用が可能)
・売り時を検討出来る


デメリット

・翌年のNISA枠を使ってしまう
・同一の金融機関でないとロールオーバー出来ない




ロールオーバーのパターン(ポイント)




ロールオーバー(NISA→NISA)

・120万円以上ロールオーバー可能
・ロールオーバー額が120万未満なら、残り枠に追加投資が可能


ロールオーバー(NISA→新NISA(122万円以上))

・122万円以上ロールオーバー可能
・積立と一般に分けられる(一階(積立20万 )と二階(一般102万)+超過分は二階(一般)へ)


ロールオーバー(NISA→新NISA(122万円未満、102万以上))

・ロールオーバーは二階(一般)から埋まって行く(102万)
・残りは一階(積立)に埋まる ・一階(積立)の余りは追加で投資可能


ロールオーバー(NISA→新NISA(102万未満))

・ロールオーバーは二階(一般)から埋まって行く(102万未満)
・残りは一階(積立)と二階(一般)が余る
・二階(一般)の残り枠を使うには、先に一階(積立)を埋めてから使用可能


・ロールオーバー(新NISA→積立NISA)

・一階(積立)部分のみ積立NISAにロールオーバー可能 (最大20万円)
・新NISA→積立NISAへのロールオーバーなので、一階(積立)部分の最大20万円分は最長25年の非課税となる




ロールオーバーする際に気を付ける事(注意点)



下記にはロールオーバーの注意点をまとめているので、是非参考にしてください。


・ロールオーバー出来るのは、NISAとジュニアNISAのみ

・NISA口座で購入した金融商品は、移行出来ない(ロールオーバーするなら口座は変えられない)

・2019年以降にNISAで購入した金融商品でもロールオーバーは可能(新NISAが出来た為)

・ロールオーバーすると、翌年の枠が0か少なくなる

・ロールオーバーする際は申請が必要

・ロールオーバーする場合、非課税期間が満了する前に同じ金融機関に、翌年分のNISA口座を開設する必要がある




ロールオーバーはするべきか?



 まず、ロールオーバーするかどうかにおいては、「非課税期間」が終わった時の状況を考える必要があります。


 NISAの非課税期間が終わった際に考えられるのは


 ロールオーバーするか、一般口座に移すか、又は売却することを選択する事になります。


 なのでおすすめは


売却する場合

・保有する金融商品が値上がっており、今後下落しそうな時

・保有する金融商品が下落しており、今後も更に下落しそうな場合


一般口座に移行する場合

・保有する金融商品が値上がっており、今後も値上がりしそうだが、違う金融商品を非課税にしたい場合

・長期保有する事で欲しい株主優待などがある場合


ロールオーバーする場合

・保有している金融商品が、更に値上がりしそうな時

・保有している金融商品が現在下落しているが、今後に値上がりがしそうな時

・長期保有する事で欲しい株主優待などがある場合


※非課税期間が終了後に売却、ロールオーバーしない場合は自動で課税口座に移管されます。

※一部だけロールオーバーして残りは売却したり移管する事も可能です。


実はNISAと言っても現在は三種類もある!?



 NISAと言っても現状は、実は三種類存在するんです。


 下記には、現在のNISAから新NISA、ジュニアNISAまで簡単にまとめてあるので参考にしてください。


NISA(一般NISA)(2014年~2023年までで廃止)

・非課税期間=5年

・払い出し制限(なし)

・一般の株式や投資信託(年120万円まで)


新NISA (一般NISA)(2024年~2028年 まで)

・非課税期間=5年

・払い出し制限(なし)

・ 積立(年20万円まで)+一般の株式や投資信託(年102万円)の2階建て


積立NISA( 2018年~2042年まで)

・非課税期間=20年

・払い出し制限(なし)

・ 投資信託などによる積み立て(年40万円)


ジュニアNISA( 2016年~2023年までで終了予定)

・非課税期間=5年

・払い出し制限(18歳まで不可)

・20歳未満の子供を持つ方向け(年80万円まで)



※ジュニアNISAにおいて2023年末に非課税期間が終了する場合は、20歳まで非課税で保有を継続可能



NISA・新NISA・積立NISAのまとめ



 下記には、今回の記事の総まとめを書いているので参考にしてください。


・NISA・新NISAは最大、5年間非課税。積立NISAは最大20年間非課税。

・NISA口座で非課税となるのは、株式・投資信託等への投資から得られる配当金・分配金や譲渡益

・NISAには株式の損益通算は使用不可(損失の繰り越し控除も不可)

・NISAは2023年末で終了。2024年からは新NISAに切り替わる。(ジュニアNISAは2023年末に終了)

・旧NISA(年間120万まで)→新NISA(一階、積立20万。二階、一般102万まで)

・積立NISAは、2024年からも制度は変わらない。

・2023年末までは、20歳以上の人しかNISA口座を解説出来ない。2024年から新NISAが始まれば18歳以上の方が開設できる。

・NISA口座は、一人一個まで。NISAと積立NISAの兼用は不可。(ただし、2024年からの新NISAでは一階部分の最大20万円が積立の為、実質は兼用と同じになる)

・NISA口座で購入した株式や投資信託等は、いつでも売却可能

・NISAでの使い切れ無かった、投資枠の持ち越しや繰り越しは不可(年間投資枠が余っても、翌年には持っていけない)

・NISAの非課税期間が終わると自動で課税口座に移管される(その為、移管されたく無かったら。課税期間が終わる前に、売却・移管・ロールオーバーを選ぶ必要がある)

・ロールオーバーすると5年間非課税期間を延長できる(一度のみ、全額(120万以上でもOK))

・新NISAへのロールオーバーは二階(102万)を使い、オーバー分は一階(20万)を使用する。

・ロールオーバーして、投資枠に余りがあるなら追加投資可能。






 もっとNISAや積立NISAなどを知りたい方は、金融庁のWebサイトの

NISAのQ&A(クリックすると金融庁のサイトに行きます)」

がわかりやすいので参考にして下さい。




NISAについて終わりに



NISA・積立NISAについてを書き終えて



 今回のNISAについての記事はいかがだったでしょうか。


 まもなく、新しいNISAの制度が切り替わり、更に制度が複雑になっていくかも知れません。


 そんななか、この記事が皆さんの役に立てたら幸いと思います。


 今後も、皆さんの役に立てる様な記事を書いて行くのでよろしくお願いします。